バイオマス先進国の事例

スウェーデンでの事例

 EUの中で再生可能エネルギーの導入が最も進む国、スウェーデンでは2010年にバイオマスエネルギーが遂に石油を上回る32%を占める様になり最大のエネルギー源となった。スウェーデンがここまでバイオマスを大量に導入することができるのは豊かな森林資源があるからだからこそだが、もう一つ理由があり地域熱供給の木質燃料の転換が挙げられる。スウェーデンでは元々地域熱供給の普及が進んでおり熱需要の半分を現在賄っている。導入の進められた1950年頃は石油をエネルギー現にするものであったが、その後バイオマスエネルギーの発展が進み1990年頃より地球温暖化対策としてカーボンニュートラルな木質燃料への転換が加速され、現在はエネルギー源の半分を木質燃料が占めるに至っている。スウェーデンの地域熱供給の多くは自治体によって運営されている。中でも目を惹くのが人口82,000人のヴォクショー市は1980年にスウェーデンで初めて地域熱供給プラントに木質燃料を導入した。そして京都議定書が策定される前の1996年にはヴォクショー市が化石エネルギーフリーな都市になること、1人当たりの二酸化炭素排出量を2010年には1993年比で、50%削減する目標を掲げた。が、その後改定され2030年には100%削減することとした。

 日本は森林資源に恵まれているものの、スウェーデンの様になだらかで大きな森林でなく、どちらかというと勾配がきつく険しい森林が多いので、このような地域熱供給は簡単ではないと言われている。が、次項のオーストリアの事例を見れば少しはやる気が出てくるのではないだろか。

オーストリアの事例

 オーストリアは人口約800万人、国土8.5万㎡ほどの小国だがその46%が森林に覆われ、林業が盛んでアルプスで知られる森林は急峻で険しく高度な林業技術を持つ。日本の1/6程度の森林面積しかないが、木材生産量は年間1600万㎥と大きく森林も生産性の高さが伺える。

 日本では東北地方の人口規模が比較的近く約900万人で、人口当たりの森林面積も5000㎥とほぼ同規模で比較的小規模な森林所有者が多い、と共通する部分が多い。こうした条件を考慮するとオーストリアで可能な事は少なくとも東北地方及び寒冷地地方では可能ではないかと推察される。

 エネルギー政策においても、1978年に国民投票により原子力発電の禁止とういう歴史を持ち、再生可能エネルギーの導入が進み木質燃料はその中心的存在になっている。現在全エネルギー需要の約17%を木質燃料で賄っているが、まだ薪とチップが中心に消費されているが近年はペレットも着実に伸ばしてきている。基本的に住宅の暖房用ボイラーの使用が多く、農家やあ公共施設では薪やチップが使用されている。

 オーストリアは、バイオマス地域熱供給が普及しているが、政府主体でなく草の根的な取組と洲レベルの支援によって成り立ち、環境対策という側面だけでなく低所得に悩む農家の新たな事業創出という側面が大きかった。バイオマス地域熱供給の課題は初期段階であったが実施するにあたり、洲などからの補助金制度が大きな役割を果たし、結果多くのプラントでは農家によって建設され運営されるに至った。小規模な森林所有者達は互いに手を取り組合を作り、自ら燃料となる木材を供給しプラントの運営を行っているが、地域に根ざしたプラントが多く、最も大きなプラントで10MW程度であり、1000kw前後のプランドが多く存在する。その為導管延長は1~5kmが大半を占め、需要家数は1000件以内が殆どである。またチップボイラーの導入が進んでいるが、未乾燥原料など含水率が安定せず、水分の高い原料が多い為可動式ストーカー炉が多く利用されているが熱交換率は90%を超え大型ボイラーでは煙突からの排熱の利用を可能にしたエコマイザーを装備するプラントが多く、排ガス対策も進んでいる。

 ちなみにボイラーの自動運転技術が進み、周辺の作業員を除きプラント内には通常誰もいないというプラントも多数存在する。

 バイオマス地域熱供給を行う上で重要となる地域導管だが、大規模施設では鋼管が、小規模施設ではポリエチレン管が使用されているが、プラントから約80℃の温水が供給されるが配管からの熱ロスは非常に小さく漏洩センサーも多数設置されている為、漏洩箇所の特定も容易な様に工夫されている。また導管には往路、復路が一体化された二重管をなり施工費を抑えられる様にしてある。年間発熱量の導管での熱損失は10%未満に抑えられ各需要家では直接取り入れ暖房や給湯に利用するだけでなく、送られてくる温水から熱だけを取得し熱交換器を介して利用したりしている。この熱交換器は日本のガス給湯器程度の大きさであり、そこに熱量メーターがあり使用量に応じて課金されるシステムとなっている。これによりスイッチ一つで暖房や給湯が使えることになり、バイオマスも電気やガスと同じ様な感覚のエネルギー源となっている。暖房は温水式床暖房が多く、輻射式の非常に快適な暖房となり日本で多く利用されている温風式のファンヒーターはあまりみられない。

 市街地外縁部に多く存在する地域熱供給プラントだが、学校や役場等の公共施設に木質ボイラーを設置し、その施設へ熱供給を行うだけでなく、周辺の戸建住宅などへの需要家への供給を行う形も多く取られている。

 オーストリアはこの様な動きで注目する都市が他にもあり、シュタイヤマルク洲では1985年頃に始まり15年後の2001年には176箇所になり、2008年には301箇所となり劇的な増加を遂げている。いかに経済性が高く有益な事業であるかが容易に想像できる。

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